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インターネットで「ウッドデッキ塗装」と検索しますと、〈木目が生かせる浸透タイプが楽でお薦めです〉と言う投稿をよく目にされると思います。しかし、現場専門店の見解では浸透タイプこそ技術・知識が必要で決して楽とは言えません。
浸透タイプの塗料を実際に塗ってみた方は既にお分かりだと思いますが、経年経過した木部に浸透タイプの塗料で塗替えをしても、然程変化はありません。
「えっ、でも浸透タイプで塗替えて綺麗になってる写真見た事あるのに・・・」
と思われた方もいらっしゃると思います。それは、何時間も掛けて根気よく下地処理をしているからなのです。
下地処理は非常に手間が掛かる作業ですが、この作業を怠ると良い仕上げは得られません。例えば、前回塗られた塗料が造膜タイプやウレタンクリヤータイプの場合、わずか10㎡の下地を作るのに丸1日掛かる事もあります。それだけの下地処理をしても、浸透タイプが淡彩色の場合はほとんど変化が感じられないこともあります。
上図は浸透タイプ淡彩色の施工前と施工後の写真です。上の写真を見られて、施工前と施工後が然程変化が感じられない事がお分かりになられると思います。木部と言うのは、腐朽菌が日々付着し木幹が少しづつ開いていきます。そのため塗料がどんどんと吸い込んでしまい、着色までに至らないのです。
こういった現実をしっかいりと踏まえて素材状況から材料選定までを判断します。
ですので、正しい知識のあるお店なら簡単に「ウッドデッキは簡単に塗れますよ」とは言わないはずです。
優良塗装店なら、木部こそ手間・時間・技術が必要だと知ってるからです。
ウッドデッキ塗装には熟練の知識と技術・素材にあった適正な材料の選定が必要です。