フローリング床修復塗装工事

• 2025.10.11
• Uncategorized

施工前状況

松本市戸建て賃貸住宅のリビング床フローリングです。前の居住者様が傷をつけてしまったとの事で、木目調のシールを貼ってありました。オーナー様からなんとか修復して欲しいとのご依頼です。

シールの貼ってあった箇所を剥がすと、木板が破損し、割れておりましたので、電動工具で破損個所を切断します。全体的に染みや傷が見られますので、ベルトサンダーで研磨していきます。

切断した箇所に新規集成材を設置し、既存の木目に合わせて着色していきます。新規木材と既存木材では経年の度合いが異なるため、同じ塗材を塗布しても同じ色にはなりません。既存木材の材質に新規木材を合わせる作業が要となってきます。

着色後一旦マスキングを取り除き、再度修正し微調整を掛けていきます。

既存フローリングの木目の濃淡がランダムになっておりますので、新規木材にフリーハンドで木目を描き込み、更に既存木目のランダムな幅を新たに制作していきます。

木目模様が完成しましたら、一旦サンディングシーラーで下地を固めていきます。

サンディングが硬化した後にクリヤー層でコーティングして完成です。既存の木目模様とうまくマッチして修復箇所がどこにあったか分からくなったと思います。

工事をした後、直ぐに入居者が決まったとの報告を受けまして、安堵致しました。

ご依頼の程、誠に有難う御座います。