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外壁を塗り替える際、艶有にするか艶無しにするかどちらにしますか?と業者に聞かれる事があります。さてどうしたものか迷われ、決めかねてしまう事と思います。そこで、艶有・艶無しそれぞれのポイントについて注意点を含めてご説明させて頂きます。
まず、・艶有・艶無しについてそれぞれの特徴をお知らせ致します。
上記に示させて頂いた通り、まず艶有塗料は艶無し塗料よりも耐久性があります。
塗料と言うのは、元来艶有の状態で造られています。
艶無し塗料は、新しく造られた塗料〈完全な艶有の状態〉に添加剤を注入することによって、艶無し塗料が出来上がります。
そのため、その分耐久性が多少落ちる結果となるのです。
しかし、日進月歩の現代の塗料技術で、耐久性の差はほとんど縮まってきました。
ですので、今回は見た目のギラギラ感・品格の差についてご説明させて頂ければと思います。
まず、ギラギラ感についてですが、一度下図をご覧ください。
同じ艶有を塗布しても、モルタル壁の方が艶があまり無いように見えると思います。
これは、外壁の素材の違いによっておこる現象で、セメントに砂骨材を練り合わせたモルタル壁に比べ、鉄板の方が機密で硬質なため、鉄板の方がより艶が出る結果となります。
そのため艶有・艶無しを決める前に、まずご自分のお住まいの外壁材を確認する必要があります。
次に同じ艶有でも、色によって見え方・印象が変わってくる様子をご覧ください。
上図は、茶系・白系をそれぞれ同じ艶有塗装した状況ですが、茶系で塗装した壁の方が、より艶感が増している状況にお気づきになられましたでしょうか?
「茶系の艶有を選択」この結果が今、賛否議論の対象となっています。なぜなら塗装前にお客様にお色を選択して頂くカタログやカラーサンプルでは、全体の艶感までは分からないからです。
白系など淡彩色なら問題はないと言えます。しかし、茶系・黒系などの濃彩色で艶有を選ばれた場合は、注意が必要です。
では続きまして、その問題の「茶系」での艶無しの図をご覧ください。
同じ茶系色でも、先ほどの艶有に比べてギラギラ感が無くなり、品格が増した感じがお分かりになりますでしょうか?
茶系・黒系などの濃彩色の艶有につきましては、ギラギラ感が特に強調されるので注意が必要です。
ただし注意点としますと、外壁の下地がモルタルの場合は、茶系艶有を選ばれも下地の特性からそれほどギラギラ感が出ず、程よい艶感に仕上がりますのでそれほど気にされなくても大丈夫です。
以上、外壁艶有・艶無しを選ばれる際の注意点につきましてご理解頂けましたでしょうか?
最終的にはお客様の好みによる判断になっては参りますが、先ほどお伝えした「茶系」を選ばれる際には特に注意が必要ですので、工事前に各施工会社様と入念な打合せをしてからお決めになられる事を、お勧め致します。